江戸の京むすめ「第9回 地震、雷、火事、オヤジ・・・」
ドラ●もんに出て来るカミナリさんみたいなオヤジって、最近メッキリ見掛けません。どちらかと言うと、子供を恐がっているオトナが多くなっている感もあります。そして幸運な事に、未だ火事の被害に遭った事のない私ですが、地震と雷は・・
8月でしたっけ。ものすごい雷の夜がありましたよね。
前にもお伝えしたと思いますが、ウチは川沿い。向こうにはハープ橋や数々の花火を臨む程、見晴らしは結構自慢の我が家です。
が、あの日ばかりはその景観を恨みました。唸る!光る!そして落ちる!見たくもないのに、カーテンを閉めても稲妻の光が差し込んで来るんですから、世話ないです。2度にわたる停電。携帯の電源が切れ、充電も出来ず、つまり恐いのに相方へ電話する事もままならずに、『もーええって・・』って一人、つぶやいていました。
そして数週間が経った頃だったと思います。
今度は地震!
地震の始まりって『これは地震なのか?いや、まさか。』なんて言う自問自答から始まりませんか?しばらく揺れていたならそれが実感に変わりますが、余りにも短時間でよー分からへんかった、ってな時はNHKのニュースで答え合せ。『もしこのまま震災に繋がったらどうしよう』
『何を持って逃げればええんやろう』
『ウチの相方は171(災害ダイヤル?)の存在とか知ってるかなぁ』
色んな事を考えている内に収まりましたが、その後友人たちの間では“東海大地震到来か!?”などと言う情報は飛び交いました。また十勝沖地震や三陸沖地震が連鎖的に起こり、富士山の麓では謎の白煙が上がっている様子・・。日本列島はどうなるんでしょう。
『備えあれば憂い無し』
天災を体験し、またマスメディアで視聴する度に思います。自分はもちろん、大切な人の命を守る為にも、最低限の備えはしておきたいものです。