江戸の京むすめ「第2回 夏のうららの?」

隅田川!花火!生まれて初めて観た!やっぱりさすが日本一!
負けたな・・宇治川花火大会・・。

fireworks

皆さん、隅田川の花火大会、観はりましたか?

ウチは中川沿いにあるので、ベランダに出れば、西には隅田川、東には浦安かどっかの花火がバンバン上がってて、もー、すんごい綺麗でした。花火についてのコメントその他はテレビ東京さんの番組で拝聴・拝見。青砥駅前のお祭り(?)で買って来た焼き鳥とフランクフルト、そして適当なお菓子や何故か湯がいてあった枝豆などを一堂に並べ、実物とテレビから流れる『リプレイ』を見比べながら楽しく鑑賞していました。

新しい色やとか、何や欧米的な造りのキラキラ光る花火やとか、花火にも流行り廃りがあるんですね。私が一番好きなのは、火の粉の線だけで描かれた“枝垂れ柳”。最後や途中で光ったりしたらアカンのです。幾筋もの線が夜空に吸い込まれるようにして消えていく様は、まさに大会のクライマックスです。もう10年くらいその枝垂れ柳を観てへんのですけど、どなたかご存知ありませんか?

それにしても隅田川の花火で一番驚いたのは、その打ち上げ量です。第一会場はヨシとしても、第二会場!そないヤケを起して大丈夫なんか!?インターミッションとか入れんでええんか!?太っ腹過ぎるんちゃうか!?・・心配になる位打ち上げ続けてはりましたね。

『あれって練習か何か?』って仕切りに聞いてましたもん、私(笑)。

相方曰く、昔は隅田川の花火大会って日取りが決まってへんかったんですってね。梅雨が明けて一番初めの土曜日(かな?)に行われていたとか。
その花火が終わって、土用のウナギも食べたのに、何や夏らしくない毎日が続いています。冷夏でお野菜やお米がエライ事になってます。一時は鳴き始めていたセミも、黙り込んでしまいました。(再び土に潜らはったんかなぁ。)

京都では川床が出て来たら夏を感じ、はもに舌鼓を打ちながら夏を満喫、祇園祭で夏本番、五山の送り火で死者の魂と共に夏を送ります。

電力不足には丁度良いのかも知れませんが、東京にも早く茹だる様な夏が来て欲しいものです。

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ナミ

東男の父と京女の母の元、途中まではお嬢様教育を施されたお転婆ワガママ一人っ娘。京都生まれの京都育ち、27歳。自称レストランサービスコーディネーター(自分で作った職業名)。 仕事=趣味の生き方が災いしてか、度重なる縁談にも縁がなく独身。イギリスではパブでライブを、フランスでは1つ星レストランで異次元な体験を・・そして帰国後に麻布十番から葛飾を経由して現在は江戸川のほとりで暮らしています。さてさて、ここでも素敵な出来事が目白押しの予感・・・。

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