だって好きなんだもん「第1回・アコです。よろしく!」
みなさん、こんにちは。 はじめまして、アコと申します。
この度、何故だかエッセイを書く事になり、 自分でも不思議に思いながら、首をかしげながら会社のパソコンに向っています。そう、そうなんです。今、仕事中なのです、笑っちゃいますね。
実は、どんな話を書こうか、何のネタで笑わせてやろうかと悩んでいるうちに、 早速、壁にぶち当たりました。だって、仲の良い友達と馬鹿話をするなら、いい加減な情報や曖昧な表現でも構わないけれど、 一度もお会いした事の無い不特定多数(少数?)の方には、そんなテキトーなこと出来ないじゃないですか。かと言って、事実確認・調査するほどマメな女じゃないもんで、もし間違いがあったら優しく御指摘下さいね。 私自慢の「広くて浅い知識」を存分に御披露出来ないのは甚だ残念ではございますが、 今後も気長にお付き合い下さいませ。
などと言っている間に文字数を稼いでしまいましたね。フフフッ。
うーん、第一回目は何の話題にしましょうか。何が良いですか? 題名が題名なだけに、 私という人間を語るのに一番重要な話題といえば・・・、酒と肴ですかね。
酒と肴。 嗚呼、今すぐにでもお寿司屋に駆け込みたい心境です。サクッとした噛み心地、でもトロっとして甘い烏賊のクチ溶けを楽しみながら呑む冷酒のなんと美味いことか・・・。 お寿司屋に行くとまず、烏賊と鯵、おすすめ数種のお刺身を戴きます。初めて行く店であれば特に烏賊が重要なのです。もし気に入らない味なら、他のネタにもあまり期待しません。
なんて失礼でワガママな決め方だ!と自分でも思うけれど、 いつの日からか私のオツムのお寿司屋判断装置が「烏賊next鯵モード」に設定されてしまったのだから仕方が無い。 値段の高いものが美味しいのは当たり前。 さりげないネタが抜群に美味かったら、もの凄く得した気分になりませんか?
例えば蛸のお刺身。頼んでもいないのに塩が添えられて来た日には、小躍りです。その小躍り、私が「美味い!」と感じた時に出る癖の一つで、 「美味い度」が最上級の場合は、目を瞑り眉間にシワを寄せ、「ウ~」っと悶えながら上下左右に揺れる。これはかなり怪しい。一緒に居るツレの者にとっては「恥ずかしい度」が最上級らしく、「あ、また始まった!踊ってる踊ってる!」と馬鹿にしながら己の恥ずかしさを誤魔化しているとのこと。
誠に申し訳ございません。 でも、本当に美味しいと感じた時、自分の味覚芽にヒットした時って言葉にはならないと思うのですが、皆さんはどうですか?
テレビのグルメ番組で、クチに入れた瞬間に味の感想を言い出すタレントは信用できないなぁ。本当に美味しいと思っているの?なんて疑ったりして。ま、でも彼らはそれが仕事なんだから、私のように唸って悶えて踊るだけでは視聴者からクレームが来るでしょうけどね。
とにかく、生きていて何が幸せかって、旨い肴と旨い酒。これがある限り、どんなにツライ事があっても男に振られても、絶対に自殺は出来ないのだ。私って、本当に大馬鹿者だわ!とホレボレする今日この頃でありました。