
地域に根ざしてご活躍をされている店主の方々へのインタビューをお届けします
| 第14回 Essential Soap Farm 店主 小柳さん | |
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店内には溢れる香りとおなじ数だけの石鹸やスキンケア商品が、所狭しと並んでいる。「およそ200種類の品が揃っています。そのすべてが輸入品」店頭に立つ小柳さんは、そう言って笑顔を見せた。
この「エッセンシャルソープファーム」が立ち上がって約1年が経つ。もともと広告代理業を営んでいた小柳さんの父が、毛穴の汚れを落とすフェイスクロスに目をつけた。興味はそれだけに留まらない。さらに化粧品を調べていくうちにたどり着いたのが、アメリカでは広く普及されているハンドメイドの石鹸だった。 「アメリカやカナダの片田舎に暮らす主婦の方などによる手づくりなんです」と、小柳さんはいう。 「たとえば『ローズミルク』という石鹸は、その名のとおりバラと羊のミルクの石鹸。バラの花びらを野で採って茹で、その水蒸気をろ過して香りを抽出する。そして保湿に効くミルクをベースにした石鹸に、バラの香りを込めているわけです。ハンドメイドなので、かたちも一つひとつ違います」 ベースとなるのはミルクだけではない。オリーブオイルや大豆のオイル、ココナッツオイルなどからつくられる石鹸もあり、漂わせる香りもそれぞれに違う。なかには嗅いだことのないような香りも多数見受けられる。「匂いというのはひとの心や体に働きかけます。実際、よい香りと効果の組み合わせをアロマセラピストの方が考えてつくった石鹸もある。僕も家で使っていますが、香りによって頭が冴えたり気分転換を図れたりします」 天然と香りにこだわる商品には、さらなる効用がある。「お肌にトラブルを抱えていたお客さんがいらしたんですが、赤ちゃんの柔らかい肌のためにつくられた『リトルエンジェル』という石鹸を使うようになってから、肌荒れが消えたそうです」。もちろんひとによって合う石鹸と合わない石鹸があるだろう。必ずしも誰もがおなじ効果を求められるとはいえないが、天然の素材にこだわった商品は、よい香りにくわえてそんな幸せもユーザーに運んでいた。 店では固形の石鹸のほか、液状のボディソープやローション、フェイスソープ、また固形のローションも扱う。さらに今後は生花店とのコラボレーションにより、花と石鹸をひとつにしたギフトセットの企画も進めているという。固形の石鹸をリビングや枕元に置いてフレグランスを楽しむひともいれば、祝い事や離れた土地に暮らす家族に送るひともいる。楽しみ方や使い方は、それぞれに委ねられている。 「市販の製品よりは若干割高なので、ギフトにと考えるお客さんは多いですね。ただできれば日常生活でも使ってもらいたい。いつもなら無意識に手を洗う時間も、新鮮な香りにきっと楽しくなりますから」店内を見渡しながら、小柳さんは言った。約200種類の品々を一つひとつ時間をかけ、ゆっくりと楽しんでみるのもまた一興である。ラベンダーかチョコミントかジンジャーか、あなたならつぎはどの香りを選びますか? 取材・文◎隈元大吾 http://www.scn-net.ne.jp/~jps/ |
![]() * 店長の小柳さん * ![]() * 江古田駅近くの店舗 * ![]() * 約200種類の品々 * |



